メイヤースノープラウは、脱着式の除雪装置です。
四輪駆動車・トラックに取付けることで除雪車として使用でき、除雪車として使用しない時は取外すことで四輪駆動車・トラックは通常の車両として使用することができます。
取付け・取外しは短時間で簡単に行うことができ、工具も必要ありません。
本格的な除雪はもとより、大型除雪車が入れない路地や通路もメイヤースノープラウなら除雪が可能です。
油圧ポンプを使用しているため、操作は車外に出ることなく、運転席に設置するコントロールスイッチで簡単に行えます。
除雪の対象は、一般道路(改造申請を行った場合)から敷地内の路地・通路、駐車場、競技グランド、工場、観光施設、スキー場など様々。
除雪作業の労働を大幅に軽減でき、オフシーズンには通常の車両として使用できるので専用除雪車よりも経済的です。
除雪地域で広い敷地や施設をお持ちの方にお勧めの除雪装置です。
品質
QUALITY
防衛省採用の実績と信頼
米国「メイヤー社」は、4輪駆動車/トラック用の除雪装置(スノープラウ)を生産・販売している自動車用除雪装置のトップメーカーです。1926年に車両用スノープラウを開発して以降、長年にわたる研究と改良によって開発された「スノープラウ」はその高性能・高品質が認められ、米国の各自動車メーカーからの純正指定や、米軍・NATO軍にも採用されています。
日本でもその性能が認められ、防衛省・空港・国立公園等で採用されています。
事故を未然に防ぐ
「メイヤースノープラウ」独自の安全機構
路面の突起物に除雪板のエッジが当たった場合、衝撃吸収装置が除雪板を前方及び上方に傾け、車両や運転手への衝撃を軽減します。
突起物を乗り越えた後は、自動的に除雪板が元の位置に戻り、除雪を行えます。
道路脇等の障害物に除雪板の端部が当たった場合、油圧装置が衝撃を吸収し、車両や障害物の損傷、運転手への衝撃を軽減します。
障害物を越えた後は、車内のコントロールスイッチで元の位置に戻せます。
装備内容
EQUIPMENTS
除雪板(モルドボード)
雪をかき、左右に押しのける除雪板(モルドボード)は、衝撃に強く耐久性に優れた特殊鋼板。
吹雪や夜間作業でも目立ち、安全性を高めた対塩性イエロー塗装仕上げ。
地面と接する下部エッジには、耐摩耗性に優れたハイカーボン鋼を使用。
長期にわたり除雪能力を維持します。
電動式油圧ポンプ
除雪板を上下・左右に動かす「メイヤー社」特許の電動油圧システム。
軽量でコンパクトなポンプながら、約120kgの強靭な除雪板を自在に制御します。
ポンプには厳冬期でも使用できる-62度まで作動する航空機作動油を採用。
トリップスプリング
除雪中に除雪板に障害が接触した時の衝撃を緩和するスプリング。
衝撃が掛かると除雪板が前方に倒れスプリングが伸び、障害物を乗り越えるとスプリングが縮み除雪板を元の位置に戻します。
コントロールポール
除雪板のアングリング(除雪角度)を確認できる専用ポール。
車幅の確認にも便利で、狭い道や駐車の際にも役立ちます。
素材は柔軟な樹脂のため、衝撃にも強く、雪中でも目立つイエローカラー。
ヘッドライト切替スイッチ
スノープラウ専用ヘッドライトと車両のヘッドライトの切り替えスイッチ(写真左)は、除雪板の状態に合わせ点灯位置を切り替えられます。
車内コントロールスイッチ
除雪板の操作は車内に取付けたコントロールスイッチで、除雪板を動かしたい方向のカーソルボタンを押すことで行なえます。
微妙な角度の調整も可能です。
人間工学に基づいた設計で使いやすく、夜間作業に適したバックライト機能も備えています。
連結ピン
フレームと除雪板を連結するL形固定ピン。
ピンとアームに差し込まれたチェーンを外せは除雪板の取外しが完了。
工具も必要なく短時間で脱着が行なえます。
架装車輌は改造申請登録によりダブル諸元を取得でき、スノープラウ装着時は除雪車として、外した状態では元の車輌として公道走行が可能となります。(※一部車輌を除く)
オプション・リペアパーツ
OPTIONS & REPAIR PARTS
ハイドロリックオイル
品番:P15134
容量:946ml
電動式油圧ポンプに使用されている航空機作動油。
-62度まで流動性を持ち、厳冬期でも使用できるオイルです。
ディフレクターラバー
オプションのディフレクターラバーをモルドボードへ取付ける事で、除雪作業時に跳ね上がった雪により視界が遮られるのを防ぎます。
DP6.8用ディフレクターラバー(取付用ボルト&ナット付)
品番:P08107
DP7.5用ディフレクターラバー(取付用ボルト&ナット付)
品番:P08109
ラインナップ
LINEUP
メイヤースノープラウのラインナップはこちらでご確認ください。
メイヤースノープラウラインナップ (PDF)